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生理前の体温は何度?いつ体温が上がる?
生理前に微熱が出たり、熱っぽさを感じる方も少なくありません。ここでは、生理前の体温変化について解説します。

なぜ生理前に体温が上がる?

生理前に見られる体温の上昇には、基礎体温が深く関係しています。
基礎体温とは、起床時に起き上がらず、寝たままの状態で舌の下に体温計を入れて5分間測った温度のことです。

排卵直後から次の生理までは、体温が上昇する高温期となり、生理がはじまると体温が低くなる低温期となります。
高温期はおよそ14日間続き、この間に妊娠が成立しないと、次の排卵がおこるまで低温期が続きます。
このことから、生理前後の体温の変化は、正常に排卵が行われている印といっても良いでしょう。

基礎体温を毎朝測り、グラフにすることで低温期と高温期を繰り返していることが分かります。
そのため、妊娠を望む方や生理が正常な周期で来ているかどうかが心配な方は、基礎体温を測る習慣をつけるのがおすすめです。

いつ・どのくらい体温が上がる?

生理が28日周期の場合、生理のおよそ14日前に排卵がおき体温が上昇します。
また、この期間には一般的に低温期と比べて0.3〜0.6度基礎体温が上がるといわれています。
もちろん個人差はありますが、人人によっては37度を超えることもあるでしょう。

万が一、38度前後の発熱がある場合や吐き気がある場合は、生理前の体温の変化でない可能性もあるため、産婦人科を受診しましょう。

参考:日本産婦人科医会公式サイト

医師監修:
医師 佐藤琢磨先生
日本生殖医学会認定 生殖医療専門医
日本産科婦人科学会認定 産婦人科専門医
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