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低用量ピルを飲むとガンになりやすい?
ピルを長期的に服薬すると、乳がんや子宮頸がんのリスクがわずかに上昇すると聞いたことがある方も多いでしょう。
一方で、卵巣がんや子宮体がんのリスクは低減するとされています。

卵巣がん・子宮体がんのリスクは低減する

卵巣がんや子宮体がんは、がんの中でも早期発見が難しいことで知られています。
低用量ピルを飲んでいると、これらのがんのリスクが低減するとされています。

ゴム(コンドーム)との併用が望ましい

一方で、ピルの長期服薬により乳がんや子宮頸がんのリスクが上昇する報告がされているのも事実です。

子宮頸がんについては、性感染症のひとつであるヒトパピローマウイルス(HPV)が大きく関わっています。
低用量ピルを服薬していても、性行為の際はゴム(コンドーム)を併用して感染を予防しましょう。
また、禁煙、定期的な子宮頸がん検診、HPVワクチン摂取などでガンを予防していきましょう。

参考:日本産婦人科学会編 OC・LEPガイドライン 2020年度版

医師監修:
医師 佐藤琢磨先生
日本生殖医学会認定 生殖医療専門医
日本産科婦人科学会認定 産婦人科専門医
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