生理前には情緒不安定やむくみ、お腹の張りなどさまざまな症状が現れることがあります。
生理前に体調不良を繰り返す場合には、PMS(月経前症候群)によるものである可能性が考えられます。
PMS(月経前症候群)とは
PMS(月経前症候群)とは、生理が始まる直前〜5日前頃に起こる精神や身体の不調のことです。
人によって症状はさまざまで、情緒不安定などの精神症状のほか、腹痛や頭痛などの身体症状が現れることもあります。
PMSは、現状原因が明確にはされていませんが、排卵後に分泌されるプロゲステロン(黄体ホルモン)によるものと考えられているようです。
日常生活に支障が出てしまうほど症状が辛い場合は薬物療法で症状を抑えられる可能性があるため、医療機関を受診することをおすすめします。
低用量ピルでPMS(月経前症候群)による症状の軽快を得られることがある
PMS(月経前症候群)の症状に悩まされている場合、低用量ピルを服薬することで症状の軽快を得られることがあります。
低用量ピルを服薬すると、排卵自体を抑制することで、プロゲステロンの分泌が抑えられるので、PMSの症状が緩和したり、改善したりすることがあります。
PMSの症状に悩まされている場合、医師と相談して低用量ピルを検討してみてもよいかもしれません。
参考:
日本産婦人科医会公式サイト医師監修:
医師 佐藤琢磨先生
日本生殖医学会認定 生殖医療専門医
日本産科婦人科学会認定 産婦人科専門医
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