HERDAYS
LINEで予約する
低用量ピルを服薬していても妊娠の可能性はある?
低用量ピルを服薬することである程度の避妊効果が得られます。
ピルの避妊率は、パール指数0.3と言われています。
パール指数とは、100人の女性が1年間その避妊法を用いた場合に避妊に失敗する確率を表す指数です。
正しく服薬していれば約99.7%の人が1年の期間で避妊に成功すると報告されています。

低用量ピルを正しく服薬した場合の1年間の避妊成功率は約99.7%

飲み忘れなどがなく正しくピルを服薬している場合、避妊成功率は約99.7%であることが報告されています。
これはコンドームなどの他の避妊率と比べても高い水準です。

低用量ピルの避妊率

理想的な使用をした場合の1年間の避妊成功率…約99.7%
一般的な使用をした場合の1年間の避妊成功率…約92%

コンドームの避妊率

理想的な使用をした場合の1年間の避妊成功率…約98%
一般的な使用をした場合の1年間の避妊成功率…約85%

ピルを正しく服薬できていたとしても、避妊成功率は100%とはなりません。
また、低用量ピルは避妊効果が高い一方で、性感染症等の予防効果はありません。
避妊を確実に行いながら、性感染症の感染を予防するために、基本的にはコンドームと併用することをおすすめします。

飲み忘れた場合などは注意が必要

飲み忘れなどで正しく服薬ができていない場合、ピルを服薬中であっても妊娠する可能性もあります。
ピルの休薬期間を過ぎ、1週間経っても月経が来ない場合は注意が必要です。
単に遅れているだけの可能性もありますが、しばらく様子を見ても月経が来ない場合には、妊娠の可能性も考えられます。

ピルは正しく服薬することでその効果を発揮します。ピルの服薬中に妊娠の心配がある方は、医師に相談しましょう。

参考:低用量経口避妊薬の使用に関するガイドライン(改訂版)
同じカテゴリの質問
HERDAYS