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ピルの服薬中に献血はできる?
病気や怪我などで血液を必要としている患者のため、血液を提供する献血。
服薬している薬の種類によっては献血できない場合があります。
低用量ピルはどうなのか気になる方も多いでしょう。ここでは、低用量ピルの服薬中に献血はできるのかどうかを解説します。

低用量ピルであれば服薬後も献血は可能

低用量ピルの場合、服薬当日であっても献血は可能です。
ただし、アフターピルや中用量ピルの服薬後は、最終服薬日より3日間は献血ができません。
服薬後、4日目から献血ができるので注意しましょう。

なぜ服薬中に献血できない薬がある?

一般的に、献血は自身が健康な状態であることが前提として行われます。
そのため、薬を服薬している場合は、原則として献血ができません。
また、薬の服薬後には、その成分が血中に残っていることがあります。
そのため、血液を受け取った患者にも献血した人が服薬していた薬が作用するリスクがあります。
そのため、薬の種類によっては採血ができない場合があるのです。

しかし、低用量ピルをはじめ、ビタミン剤やミネラル剤、漢方など一部の薬は、服薬後でも献血ができる場合があります。
ピル服薬中に献血をする際は、問診時にピルを服薬中であることを伝えましょう。

参考:日本赤十字社公式サイトQ&Aページ

医師監修:
医師 佐藤琢磨先生
日本生殖医学会認定 生殖医療専門医
日本産科婦人科学会認定 産婦人科専門医
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