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低用量ピルの飲み忘れに気づいた場合の対処法は?

飲み忘れの対処法

最後のピル服薬から24時間以内に飲み忘れに気づいた場合、気づいた時点でピルを1錠服薬し、翌日は通常通りの時間に2錠目を服薬します。
飲み忘れから24時間以内にピルを服用できれば、避妊効果は継続すると言われていますが、念のためコンドームなどの避妊方法を検討するといいでしょう。
最後のピル服用から24時間以上経過して飲み忘れに気づいた場合、今日と昨日分を合わせて2錠服用します。避妊効果が下がっている可能性もあるので、コンドームなどの避妊方法を併用しましょう。
2日(最後にピルを服薬してから48時間が経過)以上飲み忘れてしまった場合は、一度ピルの服薬を中止し、次の生理が始まったタイミングで新しいシートの服薬を再開します。
ピルの服薬を中止している間は、避妊効果が下がっているためコンドームなどの避妊方法を使用する必要があります。

飲み忘れを防ぐためのアイデア

低用量ピルの飲み忘れを防ぐためには、毎日同じ時間に飲む習慣をつけることです。
例えば、朝起きたときや昼食後、寝る前など、毎日の生活習慣に紐付けて飲むと良いでしょう。低用量ピルに付属している飲み忘れ防止シールや台紙を活用するのもひとつの手です。
それでも飲み忘れが不安な方は、アラームをかける、アプリを活用する、いつでも目につく場所にピルをおくなど飲み忘れないために工夫してみるのもおすすめです。

参考:日本産婦人科学会編 OC・LEPガイドライン 2020年度版
医師監修:
医師 佐藤琢磨先生
日本生殖医学会認定 生殖医療専門医
日本産科婦人科学会認定 産婦人科専門医
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