一般的に避妊効果が高いとされているピルを服薬中にも関わらず、妊娠が発覚した場合、胎児に影響がでないか心配になる方も多いはず。
一般的には、ピル服薬による胎児への影響は少ないと考えられています。
ピル服薬中に妊娠が発覚したら?
ピルを服薬中に妊娠に気がついた場合、胎児への影響が心配になるでしょう。
一般的に、妊娠中にピルを服薬していても、胎児への影響は少ないとされています。
妊娠初期にピルを服薬していた女性とそうでない女性、それぞれから生まれた赤ちゃんの奇形率(3-5%)は同等であることから、ピルにより明らかに胎児が奇形になる可能性が高くなってしまうという情報はありません。
特にピルの服薬を始めたばかりの頃は、月経周期が安定せず妊娠に気付くのが遅れてしまうケースもあります。
不正出血が続く場合には、妊娠の可能性も考慮する必要があります。
妊娠が発覚した場合にはすぐにピルの服薬を中止し、医師に相談しましょう。
ピル服薬中に妊娠が考えられる場合とは
正しくピルを服薬できていない場合、ピル服用中であっても妊娠する可能性もあります。
ピルの休薬期間を過ぎ、1週間経っても月経が来ない場合は注意が必要です。
単に遅れているだけの可能性もありますが、しばらく様子を見ても月経がこないようなら、妊娠の可能性が考えられます。
また、不正出血が続く場合も妊娠の可能性を考慮する必要があります。
ピルは正しく服薬することでその効果を発揮します。ピルの服薬中に妊娠の心配がある方は、医師に相談しましょう。
参考:
フィットクリニック公式サイト