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ピルの服薬によって不妊になってしまう?リスクはあるの?
ピルを服薬したいけれど、ピルの服薬によって将来不妊になってしまうのかどうかが気になっている方も多いでしょう。
一般的にピル服薬によって不妊になるリスクは極めて低いとされています。

ピルの服薬後も妊娠への影響はない

ピルは一定期間服薬を続けることで卵子の発育を防ぎ、避妊効果を発揮するものです。
そう聞くと、将来妊娠を希望したときに妊娠できなくなるのではと心配する方も多いのではないでしょうか。

一般的にピルを長期的に服薬しても、服薬中止後の妊娠には影響しないといわれています。
ピルの服薬中は排卵がストップされた状態ですが、もともと生理周期が順調であった人であれば、ピルの服薬を中止することで、自然な月経が回復し、妊娠が可能になります。
しかしながら、もともと生理不順のためにピルを服薬していた方は、妊娠するために排卵誘発剤などの使用を検討する必要があります。
妊娠を目指す場合には医師に相談してください。

ピルを続けている間に不妊になるケースも

ピルは避妊や生理痛の緩和などを目的に使われるケースが一般的です。
​​月経困難症の原因となる子宮内膜症が進行するのを予防するため、将来の不妊症のリスクを下げる可能性があります。
しかしながら、ピルは性感染症を予防する効果はないため、「コンドームを使用しなくても妊娠しないから」といって、コンドームを使用しない性交渉を続けていると、クラミジア感染症など、卵管を障害し不妊のリスクを上げる性感染症にかかってしまうリスクがあります。
また、ピルは排卵を抑制する効果はありますが、卵子の数が減少するのを抑える作用はありません。
妊娠することを先延ばしにしていると、経年的な変化で卵子の数が減少し、ピルを中止した頃には妊娠しづらくなってしまったり、加齢により卵子の質が低下し不妊になってしまったりすることがあります。
ピル自体の影響ではなく、加齢や性感染症などそのほかの要因に注意することで将来不妊になるリスクを下げることができます。

ピルを服薬することで不妊になることは極めて稀ですが、不安な方は医師に相談してみると良いでしょう。

参考:LECINQ clinic公式サイト
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