ラベルフィーユは、避妊効果が期待できる低用量ピルのひとつです。
飲み忘れに気付いた場合は、飲み忘れた日数やタイミングによって適切な対処を行う必要があります。

ラベルフィーユの特徴

ラベルフィーユはトリキュラーのジェネリックであり、第二世代三相性の低用量ピルです。
黄体ホルモンである「レボノルゲストレル」を配合しており、避妊効果をはじめ、生理痛の緩和や経血量の減少などの効果が期待できます。

ラベルフィーユは三相性のため、ホルモンの配合量が自然なホルモンバランスに近く、不正出血が起こりにくいと考えられています。

飲み忘れの対処法

ラベルフィーユの飲み忘れに気付いた場合、以下の対処を行ってください。

最後のピル服薬から24時間以内に飲み忘れに気付いた場合、気づいた時点でピルを1錠服薬し、翌日は通常通りの時間に2錠目を服薬します。

最後のピル服用から24時間以上経過して飲み忘れに気付いた場合、今日と昨日分を合わせて2錠服用します。

2日(最後にピルを服薬してから48時間が経過)以上飲み忘れてしまった場合は、その時点で一度ピルの服薬を中止する必要があります。
次の生理を待ち、新しいシートの服薬を再開してください。

ピルの飲み忘れによって避妊効果が下がるため、飲み忘れてしまった場合はコンドームなど別の避妊方法を併用しましょう。

参考:ラベルフィーユ21錠/28錠 患者向医薬品ガイド

医師監修:
医師　佐藤琢磨先生
日本生殖医学会認定　生殖医療専門医
日本産科婦人科学会認定　産婦人科専門医