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低用量ピルを服薬中の基礎体温はどうなる?
通常の基礎体温は定期的に低温期と高温期を繰り返します。
低用量ピルを服薬している場合、基礎体温はどのようになるのでしょうか。

ピルの服薬中は基礎体温の変化が起こりづらい

低用量ピルには、エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)という2種類の女性ホルモンが含まれています。

通常、黄体ホルモンが分泌される黄体期に基礎体温が上がります。
しかし、低用量ピルには排卵を抑える作用があるため、体内から黄体ホルモンは分泌されません。
そのため、服薬者の基礎体温は常に一定状態で保たれることになります。

ピルの服薬中は基礎体温を測る必要性は低い

ピルの服薬中は基礎体温に変化が起こらないため、基礎体温を測る必要性は低いです。
ピルの服薬を中止した場合は月経周期も元に戻るので、生理日や排卵日の記録と併せて基礎体温の管理も行うと良いでしょう。

参考:低用量経口避妊薬、低用量エストロゲン・プロゲストーゲン配合剤 ガイドライン(案)

医師監修:
医師 佐藤琢磨先生
日本生殖医学会認定 生殖医療専門医
日本産科婦人科学会認定 産婦人科専門医
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