生理前から生理中にかけて起きる生理痛に悩まされている方も多いでしょう。
ここでは、生理痛の原因と対処法を解説します。
生理痛の原因
生理痛は、経血を子宮から体外に排出する過程で起こります。
経血を排出する際にプロスタグランジンという物質が子宮を収縮させることによって、下腹部痛や腹痛が生じるのです。
また、血行の悪さや冷え、ストレスなどが生理痛やその悪化に繋がるケースもあります。
起き上がれない、鎮痛薬を服薬しても改善しないなど日常生活に支障をきたすような痛みの場合は、月経困難症と言われています。
どのような対処をすれば良い?
生理痛は、以下の対処法取り入れることで痛みを和らげることができます。
鎮痛薬を服薬する
低用量ピルを服薬する
体を温める
リラックスする
ゆっくり入浴する
生理痛により日常生活に支障がでる場合は、機能性月経困難症や器質性月経困難症の可能性があります。
月経困難症は年単位でどんどん悪化する傾向があるため、このような場合は、痛みを我慢せず産婦人科を受診しましょう。
参考:
日本産婦人科医会公式サイト
医師監修:
医師 佐藤琢磨先生
日本生殖医学会認定 生殖医療専門医
日本産科婦人科学会認定 産婦人科専門医