生理中には頭痛や腹痛だけでなく、下痢などの身体症状が現れることもあります。
生理中にこのような体調不良を繰り返す場合には、月経困難症によるものである可能性が考えられます。
月経困難症とは
月経困難症とは、生理中に起こる身体や精神の不調のことです。
人によって症状はさまざまで、下痢も症状のひとつとして現れることがあります。
月経困難症の症状は、生理の初日から2日目頃の出血が多い時期に症状が強く出る傾向にあるとされています。
日常生活に支障が出てしまうほど下痢の症状が辛い場合は、医療機関を受診することをおすすめします。
低用量ピルで月経困難症による症状の緩和を得られることがある
月経困難症の症状に悩まされている場合、治療薬として低用量ピルを用いることで症状の緩和を得られることがあります。
低用量ピルを服薬すると、下痢を含む月経困難症の症状が緩和したり、改善したりすることがあります。
生理中の下痢が繰り返されてしまう場合は、医師と相談して低用量ピルを検討してみてもよいかもしれません。
参考:
日本産婦人科医会公式サイト
医師監修:
医師 佐藤琢磨先生
日本生殖医学会認定 生殖医療専門医
日本産科婦人科学会認定 産婦人科専門医
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