ピルには「低用量ピル」「中用量ピル」「緊急避妊薬(アフターピル)」などさまざまな種類がありますが、いずれも医薬品です。
製造後、未開封の状態で3~5年が使用期限です。薬剤師と相談して服薬できる期限を守り、正しい保存状態を保ってください。
医療機関を受診して入手する
ピルを入手するには、医療機関を受診し、医師の診察と処方が必要になります。
通販サイトでの販売も見かけられますが、ピルは医薬品であり医師による診察と処方が必要なため、違法です。購入は絶対に避けましょう。
処方されるまでの流れ
問診や血圧測定、採血を受けます。問診では、生理の状態や妊娠・出産経験の有無、既往歴などについて質問されます。
問診や血液検査の結果、ピルを服薬して問題ないと判断されるとピルが処方されます。
症状や体質によって処方されるピルの種類はさまざまです。体質に合わなければ、再度受診しピルの種類を変えてもらうこともできます。
オンライン処方という選択肢も
医療機関へ行く時間を取れない方は、オンラインで処方してもらう選択肢もあります。
仕事や育児で忙しく、医療機関に行く時間が取りづらい方にオンライン診察はおすすめです。
オンライン診察では、ビデオ通話や通話などで診察が受けられます。医療機関や調剤薬局などでの待ち時間がなく、ピルが自宅に届くので便利です。
参考:
日本産婦人科医会公式ホームページ
医師監修:
医師 佐藤琢磨先生
日本生殖医学会認定 生殖医療専門医
日本産科婦人科学会認定 産婦人科専門医
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