緊急避妊薬(アフターピル)を飲んだ後、どのタイミングから性行為を再開してよいのか不安な方も多いでしょう。
緊急避妊薬(アフターピル)は、妊娠を望んでいないにもかかわらず避妊に失敗してしまった場合に、緊急措置として使用できますが、服薬後の性行為に対する避妊効果はないとされているため注意が必要です。
次の生理(消退出血)までは避けることが望ましい
緊急避妊薬(アフターピル)で排卵を抑制したり、排卵後に受精卵が子宮へ着床するのを阻害したりすることで妊娠を防ぐことができると考えられています。
服薬後5〜7日程度の間は排卵が抑制されますが、その後は妊娠しやすいタイミングが来る場合があります。
そのため、緊急避妊薬(アフターピル)の服薬後は、次の生理(消退出血)で妊娠していないことが確認できるまで性行為を避けるか、コンドームなどの適切な避妊法を行うことを推奨します。
参考:
日本産婦人科学会編 緊急避妊法の適正使用に関する指針医師監修:
医師 佐藤琢磨先生
日本生殖医学会認定 生殖医療専門医
日本産科婦人科学会認定 産婦人科専門医
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