低用量ピルを服薬している場合、通常7日間の休薬期間に約4〜5日間の生理(消退出血)が起こります。
消退出血は通常の生理よりも期間が短く、出血量も少ない特徴があります。
ピルの服薬中に生理がこない原因
低用量ピルの服薬中、休薬期間に生理がこない原因として、次の2つが挙げられます。
妊娠している
ピルの影響によるもの
妊娠している
ピルを正しく服薬していれば、1年間の避妊成功率は約99.7%の効果があることが報告されています。
しかし、ピルを服薬していても妊娠の可能性はゼロではありません。
休薬期間中に生理がこない場合は、妊娠検査を行ってから次のシートの服薬を開始してください。
妊娠している場合は、服薬を中止する必要があります。
ピルの影響によるもの
ピルの服薬により、一時的に生理がこなくなるケースもあります。
その場合は服薬を中止する必要はないといわれています。
不安な場合は医師に相談を
休薬期間を終えても生理がこない場合は、まずは妊娠していないかどうか妊娠検査を行いましょう。
陽性の場合はピルの服薬を中止し、産婦人科を受診してください。
また、陰性の場合でも、医師に相談することをおすすめします。
参考:
低用量経口避妊薬、低用量エストロゲン・プロゲストーゲン配合剤ガイドライン(案)
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