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PMDD(月経前不快気分障害)はピルで治療できる?
PMDD(月経前不快気分障害)とはホルモンバランスの乱れによって現れる、気分の落ち込みやイライラ、情緒不安定などの精神的不調のことです。
ピルは、避妊や生理痛の軽減だけでなく、PMDDの治療にも使われます。

PMDDが改善されるメカニズム

PMDDは一般的に生理が始まる2週間前頃から見られ、主な症状に、気分の落ち込みやイライラ、情緒不安定、うつ気分などが挙げられます。
PMS(月経前症候群)とよく似た症状ではありますが、PMDDの場合、日常生活に支障をきたすほど重い症状が現れることも。

PMDDやPMSの治療には、度々ピルが使われます。
気分の落ち込みやイライラ、情緒不安定などの精神的不調は、卵巣から排卵後に分泌される「プロゲステロン(黄体ホルモン)」の働きによって起こります。
ピルは排卵を抑制することによって、この「プロゲステロン」の分泌を抑制する作用があるため、PMDDやPMSの症状の改善のために使われます。

ピルで改善できる症状にはPMDDだけでなく、生理周期の安定や避妊効果、生理痛、月経過多、PMS(月経前症候群)などがあります。
その他にも、ニキビ治療や子宮に関する病気の予防効果もあります。

気になる症状がある方は医師に相談し、症状や体質に合ったピルを処方してもらいましょう。


参考:
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